2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧
ルーヴル美術館のドゥノン翼、彫刻が並ぶ廊下の突き当たりの階段上に、人だかりに囲まれて「サモトラケのニケ」が優雅にたたずんでいる。 1863年、エーゲ海にあるギリシャ・サモトラケ島の考古学調査で、腰、胴、羽根がバラバラの状態で見つかった。頭、腕は…
この絵は誰の絵か? ウジェーヌ・ドラクロワ(1798-1863)の「ディエップの高台からの海景」(1852)。 印象派が描いたような風景。ドラマティックで色彩が躍る絵を描き続けた19世紀フランス・ロマン主義の画家の54歳の作品というから、少し驚く。こんな淡泊…
今回、旅の最後に訪れたのはルーヴル美術館。 2018年に年間入場者数が初めて1000万人を超え、過去最高の1020万人に達した。前年の810万人から25%増と、驚異的な増え方ですね。2012年の970万人をピ-クに、2015年のテロ事件でパリへの観光客が減少、一転爆発…